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製品紹介 Remote Power
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Remote Power 2015 アーキテクチャ
 Remote Power 2015 では、電源オンや電源オフ などの各アクションをモジュールを切り替えることにより変更できます。この仕組みにより、電源オンの方法を切り替えたり、様々なOSのコンピューターやNASなどを操作することができます。
 Remote Power 2015 のアーキテクチャを下図に示します。

Remote Power アーキテクチャ

 Remote Power 2015 では、 Magic Packet Sender 、 接続モジュール、 VMコントローラーの3種類のモジュールがあります。

Magic Packet Sender
 Magic Packet Sender は、電源オンのアクションを行うモジュールです。Remote Power 2015では、「Magic Packet over UDP/IP Broadcast」「Magic Packet Relay Agent」「Magic Packet Web Forwarder」のMagic Packet Sender が同梱されています。(Professional Edition の場合)
 「Magic Packet over UDP/IP Broadcast」では、Wake On LAN テクノロジを用いて、UDPブロードキャストを使用して Magic Packet を送信します。 
 「Magic Packet Relay Agent」では、他のセグメント上にインストールされた Magic Packet 転送プログラムの「Magic Packet Relay Agent」を経由して、Magic Packet を送信します。
 「Magic Packet Web Forwarder」では、HTTPプロトコルでインターネット上の「Magic Packet Web Forwarder」を経由して、Magic Packet を送信します。
Magic Packet Sender

接続モジュール
 接続モジュールは、遠隔操作を行うコンピューターに対し、電源オフ、再起動などの各アクションを行うモジュールです。操作対象毎に対応した接続モジュールを用意することで、操作対象毎に異なる方法で機能を実現しています。
 Remote Power 2015では、「Windows WMI」「Remote Power Agent」「LANDISK」「Giga LANDISK」「LANDISK XR HDL-XR Series」「LANDISK Tera HDL-GT Series」「LinkStation」「Telnet for Linux」が同梱されています。(Professional Edition の場合)
「Windows WMI」を使用すれば、操作対象のコンピューターに追加でソフトウェアを入れなくとも、Windows 2000以降のコンピューターを操作することができます。この接続モジュールでは、
WMI (Windows Management Instrumentation)を使用して、電源オフや再起動を実現しています。この際、リモートコンピューターとの接続にはRPC (Remote Procedure Call)が使用されます。
「Remote Power Agent」を用いれば、「Remote Power Agent」という専用のエージェントプログラムをインストールされたコンピューターを操作することが可能になります。この場合、特定のTCP/IPのポートのみで、コンピューターを制御することが可能です。WMIが使用できない環境であっても、Windows 9x系のコンピューターを操作することも可能です。
 Linuxに対しては、telnetプロトコルを使用してリモートログインし、shutdownコマンドを発行することで電源オフと再起動を実現した「Telnet for Linux」を使用できます。
 そのほか、いくつかのNASに対応した接続モジュールも用意しております。

VMコントローラー
 VM(仮想マシン)上のホストはWake On LAN による起動はできませんでした。そこで、VMのホストOS上にインストールされたVMソフトウェア(Hyper-V、Virtual Server 2005、Windows Virtual PCなど)を Remote Power から操作して、実機のホスト同様に電源オン(起動)させるための制御モジュールがVMコントローラーです。操作するVMソフトウェアに応じて、VMコントローラーを切り替えることで様々なVMソフトウェアを制御することを可能とします。

 Remote Power 2015では、「Hyper-V WMI Provider」「Virtual Server 2005 R2」「Windows Virtual PC for Windows 7」「Remote Power Agent」を同梱。(Professional Edition の場合)
 「Hyper-V WMI Provider」を用いれば、Windows Server 2012 R2 や Windows 8.1 などに搭載された Hyper-V 上の VMを、「Virtual Server 2005 R2」を用いれば、Virtual Server 2005 R2 上のVMを、「Windows Virtual PC for Windows 7」を用いれば、Windwows 7にインストールされた Windows Virtual PC 上のVM を、それぞれ Remote Power 2015上から電源オンすることが可能です。
 また、Remote Power 2015 では、Remote Power Agent が機能拡張され Hyper-V のホストOSに Remote Power Agent を入れておくと、Remote Power Agnet を経由して、仮想マシンの電源を入れることができます。

Remote Power Agent
 Remote Powerで使用できるモジュールには非エージェント型とエージェント型と呼ばれる2種類のタイプがあります。非エージェント型モジュールは、遠隔操作対象にソフトウェアを追加せずに操作するタイプのモジュールです。そして、遠隔操作対象にも別途プログラムをインストールするタイプのモジュールをエージェント型と呼びます。

非エージェント型モジュール
非エージェント型モジュール

エージェント型モジュール
エージェント型モジュール

  単純に比較をすると、非エージェント型のモジュールの方が優れているように思われますが、操作対象のオペレーティングシステムによっては、エージェント型でないと機能が実現できない場合があります。例えば、 Windows 9x系の場合にはオペレーティングシステムにリモート管理機能が無いため、非エージェント型で遠隔操作することができません。
 また、Windows 2000以降のOSであっても、標準のリモート管理機能を使う為にはリモート管理用の複数のポート番号を公開する必要があります。エージェント型モジュールであるRemote Power Agentを使用すれば、専用のTCP/IPポートを1つだけ公開するだけですみます。

Magic Packet Relay Agent
 操作側PCと異なるセグメントに対して Magic Packetを送信するには、ルーターがダイレクトブロードキャストに対応している必要がありました。その為、ルーターが対応していない場合には、異なるセグメント上にあるコンピューターの電源を入れることができませんでした。
 しかし、送信先セグメントにファイルサーバのような常時起動しているWindowsサーバが存在するのであれば、そのコンピューターを経由してMagic Packetを送信することができます。この時、中継処理をするサービスプログラムが、Magic Packet Relay Agentです。
 各セグメントに中継サーバを用意することで、Remote Powerを使用してより広範囲のコンピューターを管理することができるようになります。

Remote Power Agent
 
Magic Packet Web Forwarder
 Magic Packet Web Forwarder とは、Remote Powerからの Magic Packetの送信要求を受け取り、代理送信するプログラムです。
 Magic Packetを送信したいネットワークセグメントで常時起動している コンピューター (Webサーバー)に Magic Packet Web Forwarder をインストールし、Remote Power にそのコンピューターを経由してMagic Packetを送信するように設定することで、ルーターを超えた他のセグメントの電源を入れることができるようになります。
 
 Remote Powerと Magic Packet Web Forwarderの間は、HTTP で Magic Packetの送信要求を送ります。Remote Powerからの要求を受け取った Magic Packet Web Forwarder は、UDPのブロードキャストで Magic Packetを送信します。
 また、インターネット上の Magic Packet Web Forwarder を経由して Magic Packet を送付することもできます。 Magic Packet Relay Agent と異なりHTTPプロトコルを使用するので、企業内のネットワークなどファイアウォールが存在する環境でもインターネット経由でコンピューターの電源を入れることができます。
 
Magic Packet Relay Agent
 Magic Packet Web Forwarder は、Software Factory の Webサイトのほか、PerlによるCGI (Common Gateway Interface)をサポートしているお客様のWebサーバに構築することも可能です。その他、Magic Packet Web Forwarderと互換性のあるWebサイトをご使用になることも可能です。